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ソフトウェアテスト、品質に関わること、たまに変なことを書いていくブログです。

社外発表をするには会社の許可を取らないといけない(当たり前)

Twitterにて、「社外発表をするには会社の許可を取らないといけない」という話をしていました。

それは当然そうなのですが、実際に社外発表の許可を取った経験のある方が詳しく解説してくださいましたのでそれを以下にまとめてみます。

 

会社名を出すことによって損はないか

実際にこういったことを言われたそうです。

会社名を出して発表するというのは、不特定多数の人に「あの会社が〜の発表をした」とみられる可能性があります。あくまで可能性ではありますが、そういったことがないとは言い切れません。例えば、ツールAの導入事例を会社名を出して発表したとして、そのツールを使っていない/使うことができない部門までそういうイメージを持たれるということがありえます。

また、資料がどこに掲載され、誰が見ることができ、そこで公開されるデータには問題となるものはないかということも精査が必要です。

輸出管理も特に厳しいです。自分では大したことがないと思っていたとしても、ちょっとでもそういった問題につながる可能性があるならばもう少し深く検討すべきです。なぜなら、そこでしっかり対応しないことによって会社が背負うリスクはとんでもなく大きいからです。とても個人で背負い切れるものではないです。なので慎重を期すべきです。

もちろん社外発表をすることのメリットもたくさんありますが、デメリットについても多数の目で慎重に検討しなければなりません。

自分の中では公知の事実だと思っていても、実際は特許や最新性など引っかかることがあるかもしれません。また、それによって過去の文献なども調査することになりますが、それはそれで自身の勉強になるそうです。

失敗談

私も失敗したことがあります。というのも、間違えて勉強会での発表で会社に許可を取らずに会社の名前を出そうとしたのです。幸い、勉強会の案内時に気付いて差し替えてもらって大事には至りませんでした。なお、先輩・上長にはスゲー怒られました。

その時私は入社1年目で、「せっかく社外で発表しようとしているのに、邪魔するなんてひどい!」と感情的になって先輩・上長と対立したことを覚えています。今では反省していますが…

先輩も上司も、勉強するなというつもりは毛頭ないのです。ただ、自分はそう思っていなかったとしても、会社の名前を出すことで「その会社の組織の一員である」「その会社の代表の意見である」というふうにとらえられかねません。それは単に先輩や上司の保身のためとかそんなんではなく、会社としてリスクを負いきれないのです。また、もしそれで何か問題が起きた時に最終的に被害を被るのは、誰でもない発表者です。つまり、発表者の私のことも考えた上で反対という立場をとったのだろうと今では思います。

何かとリスクを考えて前例主義、というのは入社1年目の私には特に理解しがたいものでしたが、今思うと至極まっとうな考え方です。何かをアウトプットするというのは責任が伴います。ふらっと行ってふらっと喋るのは、それこそてきとうな飲み会とかならそれでもいいんでしょうが、そうでないなら自身の発言には責任を持つべきだし、それ相応の責任を負えるように準備をすべきです。

以上、社外発表についてTwitterのやり取りから考えたことでした。ほとんどは私宛にリプライいただいた内容をまとめただけなのですが、ご参考になれば幸いです。