アドベントカレンダー18日目 4章:テスト設計技法
こんにちは。リリカルです。
次回WACATEの必須予習項目である、テスト技術者のFoundation Levelシラバスをまとめています。今日もその続きです。
WACATE2016 夏 満員御礼!と 予習内容について - WACATEブログ
前回は4章の前半を説明しました。続いて、のテスト技法の詳細な説明に入っていきます。
4.3 構造ベース/ホワイトボックスのテスト技法
ここだけ別にしてマインドマップ描いてみたのがこれです。
あまり種類としては多くありません。ここではカバレッジの話がメインになりますので、その説明をしていきます。
ステートメントカバレッジ
ステートメントカバレッジは、日本語で言うならば命令網羅です。
上の図で言えば、命令を網羅してさえいればいいのですからA>0の側だけ一回通せば完了です。
デシジョンカバレッジ
こちらは日本語で言うならば判定網羅です。その名の通り、判定文の判定を網羅しますので、上の例であればA>0の場合とそうでない場合の両方をテストする必要があります。
条件カバレッジ、複合条件カバレッジ
さらに厳しいカバレッジが条件カバレッジ、複合条件カバレッジです。判定のIF, ELSEだけでなくその中の条件一つ一つまでカバレッジで保証します。複合条件カバレッジではその名の通り、その条件どうしの組み合わせまで保証します。なのでさらに厳しい基準となるわけですが、ここでは詳細な説明は省きます。(たぶん次のレベルで出てくると思います。テストマネージャとか…)
次回予告と感想
なんだか今日はあっさりした内容になってしまいましたが、次回も続いて、4章のまとめをしていきます。
それが終わったら、テスト技術者のシラバスについてはひとまず終了、テスト技法ドリルを読んでいこうと思います。