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ソフトウェアテスト、品質に関わること、たまに変なことを書いていくブログです。

三色ボールペン仕様分析術がうまく実践できない場合の対応策

ソフトウェアテスト

三色ボールペン仕様分析術

ソフトウェア・テストPRESS Vol.2 で、3色ボールペンを使った仕様分析術が紹介されています。


3色ボールペン仕様分析術というのは、齋藤孝著「三色ボールペン情報活用術」を仕様書の読み込み・分析に活用したものです。

赤:重要
青:まあ重要
緑:なんとなく気になる
というように使い分けます。

実際に使うとどうなるか

実際に使うと、自分の場合以下のような問題点がありました。
- 赤ばっか使う(青ばっか使う)
- 緑の使いどころがわからない

赤と青の違いって微妙なのですよね。「重要」と「まあ重要」って何が違うの?と少し考える時間が要ります(なので本来、色々練習する必要があるのですが)。
また、緑は使われないまま忘れ去られてしまいます。ああ無情…

するとどうなるでしょうか。
赤ばっか(青ばっか)で書き込んでいるとあまりに見づらくてですね、大事なところもそうでもないところも皆同じような書き込みに見えてしまいます。全体としてもよく分からないし、せっかく書き込んだのにその内容を読み取るのに書いた本人が苦労する…という有様になります。

解決策

普段お世話になっている@masskaneko氏に相談した結果、「赤:重要、青:パラメータ、緑:おかしいorわからないにした方がよさそう。自分がやるなら」とのことでした。仕様書を読む際にパラメータに注意して入力、状態、イベントを見ていくのはどうか、とのことです。

それを踏まえて色々やってみた結果、以下のやり方は少しうまくいきそうです。
赤:客観的に見て重要そう(他の人に、なんで気になったか説明できる)
青:他ドキュメントの参照などチェックしたいポイント
緑:なんとなく気になる(なんで気になったのかうまく言えないけど、気になる)

基本は赤でチェックしていきます。

他ドキュメントの参照箇所など、チェックしたいポイントが現れた時は青に切り替えます。上述の@masskaneko氏の意見ではパラメータをみるところですが、機械的にパラメータをチェックしていくと量が膨大になって大変だった(重要でないパラメータまでチェックしてしまう)ので、自分がよく見るドキュメントの相互参照とかは青でチェックできるといいのかなと思いました。いずれにせよ、自分が注意して見たいポイントを青でチェックするとよいのかなと思います。

「気になるけど、その理由がうまく言えない」と思った時は、緑で書きます。
これだと少しずつですが三色使えるようになります。
するとどうでしょう。基本は赤で書き込みが入っているのですが、時々青が出てくるのでチェックしたいポイントを目立たせることができます。
それで、時々現れる「うまく言えないけど、この辺気になるなぁ」というのを緑でチェックできる。

要するに、当初の分け方よりも、感覚的に分けやすくなっているのです。
本来の三色ボールペンの使い方は、結構練習が必要ですし習得に時間がかかります。
迷うのは脳に負担になるので、赤だけでいいや、みたいに楽な方向に逃げがちになってしまいます。

そういう時は、色の使い分け方を自分なりに変えてみるというのも一つの手ではと思います。
「三色ボールペンを使っているんだけど、イマイチ使いこなせない…」という方は、ぜひ試してみてください。