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さらっとテスト設計をするときはミニマインドマップがオススメ

この記事はソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2017 - Qiita の9日目の記事です。

昨日はbashでWebブラウザ(Selenium WebDriver)を動かした話 でした。実際のコードがふんだんに紹介されていますので、勉強になります。

さて、今日は「さらっとテスト設計をするときはミニマインドマップがオススメ」というお題で記事を書きます。

マインドマップとソフトウェアテストの相性

マインドマップがソフトウェアテストは相性が良く、「マインドマップから始めるソフトウェアテスト」という書籍も発行されています。

しかし、実際に職場でマインドマップを描くことができるか? というと、なかなか難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際にマインドマップを職場で描ける?という問題

僕の問題意識は、実際の職場でこんな感じのマインドマップを描けるのか?というものです。

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  • フルカラーで目立つので、ぱっと見「何それ?」ってなる
  • マインドマップを知らない上司や同僚に対する説明が面倒くさい
  • そもそも自席にカラーペンと白紙がないことも

こういった理由で、マインドマップを職場で描くのはハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

フルマインドマップとミニマインドマップ

そもそも、マインドマップにはフルマインドマップとミニマインドマップの二種類があります。

フルマインドマップ

フルマインドマップというのは、先ほど描いたようなフルカラーでメインブランチが太くなっているものです。描くのにはそれなりの時間を要しますが、中央に大きく絵を描き入れる(セントラルイメージを描く)ことで発想を広げる効果も大きくなります。

ミニマインドマップ

対して、ミニマインドマップは以下のようなものです。

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※例なのでブランチの内容には突っ込まないでください

ミニマインドマップには以下のような特徴があります。

  • マインドマップ中央に描く絵(セントラルイメージ)は必ずしも描かなくてもOK
  • ブランチは太く描かずに線でOK
  • 色も1色や2色でOK(フルマインドマップのセントラルイメージは、できるだけ3色以上で描くというルールがあります)

要するに、フルマインドマップの簡易版です。時間をかけず、どんどん発想の赴くままに要素を書き出していくことができます。ソフトウェアテストに限らず言えば、例えばTODOの洗い出しにはミニマインドマップがよく用いられます。 

職場でさらっとテスト設計するときにはミニマインドマップがオススメ

もちろん発想を広げる効果はフルマインドマップの方が大きいのですが、やはり時間がかかってしまったり、描いているときに周りの目が気になったりすることもありますから、個人的には職場でさらっとテスト設計する時にはミニマインドマップがオススメです。

例えば、「この機能をテストする時に気がかりになることは何だろう?」などのようにテーマを決めて、要素をバッと洗い出したりするのに使えます。

マインドマップをさらっと描くには練習が必要

ただし!注意点があります。

マインドマップは描き方にいくつかのルールがあります。もちろん細かなルールに縛られることなく自由に使えるツールなのはマインドマップの大きな利点ではありますが、やはりなるべく描き方のルールに沿って描くほうがより効果は得られやすいです。(描き方のルールは、脳科学的にも効果が出やすいように決められたものだからです。詳しく知りたい方は参考文献に載せた書籍を参照ください)

なので、まずはマインドマップを何枚も描いてみて、自然とルールに沿ってマインドマップが描けるように練習することが大切です。

 

マインドマップの描き方をある程度理解した上で、フルマインドマップ/ミニマインドマップの使い分けをすると良いでしょう。

まとめ

マインドマップはテスト設計においても強力なツールですが、使い方をきちんと学ぶことでさらに効果的に使えます。

「マインドマップにはフルマインドマップミニマインドマップがあったなあ」ということを覚えておいていただけると、より使える場面も増えてくるのではないでしょうか。

参考文献

参考リンク

ミニマインドマップの書き方・描き方 - マインドマップの学校