対象読者
・積ん読がたまってすごいことになってる人
・Amazonの欲しいものリストに本がいっぱいたまってる人
積ん読ってクソですよ
自分も大変な量の積ん読をしているわけですが、それでも言います。
積ん読ってクソです。
「読」ってついてますけど、読んでませんからね。むしろ「積ん毒」です。
なぜ積んでしまうのか?
答えは簡単です。読み切るスピードよりも、新しく本を買うorもらうスピードのほうが早いからです。まあ、しかし本が増えてしまうのはある程度本が好きな人であれば仕方ない面もあります。必要に迫られて、ということもありますし。(ま、結局読まずに積んでるわけですが)
本を早く読むために 〜速読を当てにするな〜
定期的に本が増えてしまうのが仕方ないとするなら、解決策は本を早く読めるようにするしかないわけですが
ここで魅力的な選択肢として「速読」というものが現れます。
自分も、速読しようと試みて本を買ったり、通信講座を受けたりしました。が、
まあ続きません&効果出ません。
ここで僕が言っているのは眼球運動を活性化したり視野を広げたりといったトレーニングが必要なものです。これらの方法論は効果が出るまであまりに時間がかかります。私のように飽き性の人にはとても耐えられません。
本を早く読むために 〜流し読みの可能性〜
じゃあどうすればいいのさ?
僕が出した一つの結論が「流し読み」をできるようにすることです。だいたい一冊1〜2時間で読み切れるととても良いなと思います。
アジャイル宣言ちっくに書くと、
・詳細まで理解することよりも、全体をざっくり把握することを優先する。
・時間をかけて理解することよりも、できるだけ短い時間で読み切ることを優先する。
という読み方になります。
流し読みって具体的にどうやるわけ? 〜目次を読むことの重要性〜
実際流し読みってどうやるのさって話ですが
重要なのは「目次をよく読むこと」です。
本というものは、基本的に章立てがあって、その中に小見出しがあります。それが目次のところに全部書かれています。
つまり、目次を読むことで「全体の構成がある程度わかる」のです。
はじめに目次を書き出しておくとかも有効だと思います。マインドマップ読書術なんかと組み合わせて、章立てをマインドマップのブランチにしてしまうとかもアリかも。
目次を読んで全体像をなんとなくつかんだ後に読むだけでも、読みやすさはだいぶ変わると思います。
流し読みの本当のメリットは、「全部読めるかもしれない」と思えるようになること
僕が主張する流し読みのメリットは、「とりあえず読んだ」って言えるようになることです。
結局、速読ではなく流し読みなので、当然その分理解度も下がるわけです。ただ、「一応目を通した」と言える。
するとどうなるか?
前まではつき崩すイメージすら浮かばなかった積ん読を、「全部読めるかもしれない」と思えるようになるのです。
イメージというのはかなり重要で、なんとなくできそうなイメージがあるかないかで「本を読んで積ん読を崩していく」という行動の取りやすさも大きく変わります。
結果として、積ん読を崩すのに流し読みは効果的なのではないかと思います。
その積ん読の本、まずは「流し読み」してみませんか?
打倒!積ん読!
私も頑張るので、皆さんも頑張って積ん読を打ち破りましょう!