「速読」とか「〜分でわかる〜」といった本がよくあります。
それは、「読みたい本がたくさんあって、読み切る時間がない。」という悩みを多くの人が抱えているからです。実際、自分も以下のような記事を書きました。
しかし、実家で久しぶりに本(村上春樹の小説とテストの本)を読んで自分は思いました。「ああ、やっぱりゆっくり本を読むのも必要だわ」と。
ゆっくり読むと好奇心が旺盛になる
ゆっくりじっくり読むことのデメリットとしてよく「集中力が続かない」といったことが挙げられますが、これは裏を返すと「これはなんだろう?」といった気づき、好奇心を刺激されやすくなるといえます。
自分の場合、村上春樹の小説を読んでいて「哲学」というワードが出てきたので、「哲学ってどんな感じだろう?」と他の本を探しに本屋に行きました。
ゆっくり読むことで細部の情報まで脳に届くため、いろいろな情報を幅広く集めることができます。
そして何より、脳が楽です。
集中力を使って読むと、確かに効率的に大きな成果を上げることができるでしょう。きちんと集中すれば数時間で一冊読めてしまうと思います。しかし、集中力を使うと脳が圧倒的に疲れます。
リラックスして本を読みたいとき、幅広く知識を仕入れたいときにはゆっくりじっくり読む本の読み方もアリだなあと思いました。